星降る夜に願うこと -もちのブログ-

NEWSごとメモ。クラシック音楽寄りな見方してしまうヨ。

星のわだち -第2回ジャニオタ文芸部「カウントダウン」-

時計の音がする。

しんと冷えた夜のしじまに、いつもなら耳を素通りする音が聴こえた。


まだ告知という答えはない。問いだけが渦巻く中で、この意見の濁流に飲み込まれてしまうのかとふと気分が悪くなったのが正直なところだった。憶測と恐れと。なんてわたしはわがままなんだろうと。

そんな中、ラジオから聴こえたのはでも、去年の終わりに聴いた曲だった。
一年、とつぶやいてみる。一年経った。頬をはたかれたようだった。
一年前は発売さえされてなかった曲がもう過去のもので、一年前を "思い出させる" 曲で。

ああ、なんて遠くまで来たんだろう。

ケータイのミュージックプレイヤーを立ち上げた。一曲リピートに設定されていたままの曲が流れる。そっと耳にさしたイヤホンを通してわたしの中に入ってくる。
わたしは『時』の中にいるのだ、と、ふと思った。
カウントダウン。

そうか、

このビートは次に会うまでのカウントダウンなんだ。


わたしたちは時の中に生きていて、その足跡をつけることに必死だ。
きっと変わらないことが多くて、でもそれと同じくらいに変わったものも多くて。そんなことばかりを毎日考えながら、わたしは足掻くたびに曲を聴いてきた気がしている。足掻くたびに曲を聴いて、足掻いているひとたちのことを思うたびに背中を押されてきた。ともだちと泣いたり笑ったり、そんなことばかり繰り返した一年はとても速かった。長くて遠くてそして速かった。きっと飛行機から見た地上の景色よりもっと遠くて速かった。でも絶対的にしあわせだった。

なぜ? そんなの誰でもわかるでしょう。
だってそこに愛があったもの。

 

聴いてるうちにだんだんとわたしが溶けて音になる。わたし自身が曲になったようだ、と思った。わたしはこの曲の一部になり、ビートはわたしの鼓動とひとつになる。とどまることなく時間を進める。前進する、前進する、上昇する、上昇する。…これは円だ。円を描く…そう、螺旋のように鼓動が絡み合いながら進んでゆく。
光と光がまじり合って、鼓動のように、足音のように、ノックのように、
まだ見ぬ未来へと、時計の針のように。


"消えない未来 希望のフレーズ"

そうじたんがうたう。ならばきっとそれが真実だ。何ものにもかえがたい、それが答えだ。

"耳澄まして"


まだ知らぬ曲。
まだ見ぬ世界。
まだ聴こえない歓声。
それらの代わりに、わたしはまた自分の中に時計の音を聴いた。
ずっと鳴りやまない、それはわたしの中にある景色だ。変わることと、変わらないもの。見えないことと、見えるもの。

約束へのカウントダウン。
刻め、刻め、身を切るようにくさびを打ち込め。進め、進め、かかとを鳴らして轍を作れ。何度でも何度でもすきだと言おう。それがきっと生きるということにつながるんだろう。

張り裂けそうな胸の光を抱えていると、涙がこぼれた。
ああ、これは。確信を得て顔を上げると、星空が広がっていた。
そうだ。

あの光のステージへと続く、約束のカウントダウンだ。

 

NEWS:”KAGUYA” ”SPEAKER”
加藤シゲアキ ”SORASHIGE BOOK 2015.12.27”

 

 

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ichigonokimi.hatenablog.jp

 

今度こそ遅刻しないぞと誓ったこれです!
が、今回全然5分でできないし迷走しまくってめっちゃ悩んだこのやろうーーーーーーーーー(涙目)。

書いてたのは一週間くらい前で、わたしがファンの方が記事アップしてるの見てさすがに重い腰を上げたんですけど、今日のあれこれをけっきょくぶつける内容になったなあと思います。
あといい加減ぼかして書くにも限度があるなと思った。もうちょっと直接的に書きたい。あと言い回しと、ちょっとしたところの繰り返し表現の効果の無さ…これ今後の課題。マジで。

未熟さもひっくるめて『お題:カウントダウン』、載っけておきます。

 

いつでもわたしたちはカウンドダウンだよ。いつでも0だしいつでもスタートだよ。

いつでも、何度でも。

 

追記。最初に来年の新曲を流して、最後に今年の最初の新曲を流したじたんは本当に粋だと思った。だからこそこの中に書けなかったんだ、『ヒカリノシズク』。