星降る夜に願うこと -もちのブログ-

NEWSごとメモ。クラシック音楽寄りな見方してしまうヨ。

ANTHEMの話をしよう -四銃士カップリング感想② NEWSのサッカーソングの通底-

本を読む人なら、『三部作』の先に生まれた作品が、その三部作を土壌としてあらたに生まれたものであることを知っている場合が多いと思います。もちろんシゲアキ先生の渋谷サーガも含んで。

この ”ANTHEM” はまさにそうでした。いままでのサッカー三部作のその先に踏み込んだかなあ、と思います。

別段派手ではないんですよ。ただ、それを超えて、スポーツ番組のバックで流れてて違和感なく、それでいてヒトの深部に入り込みやすくてたやすく高揚させるエネルギーを持っているのがこの曲だと思っています。(『何気ない』『違和感がない』ということは、それほどに計算されている、ということを常に念頭に置いていたほうが良い、と思っています。)

"ANTHEMは行進曲だからヴォーカルはないけど、FIFAが公式国際試合で選手入場時に流すように定めてる。だからNEWSの新曲もそういう、大きな意義を持たせた曲になるのかなと。だってサッカー知ってれば誰もが知る、大事な試合の曲と同名のものを新たに自分たちが歌うんだから。"

ANTHEMがイッテQでサラッとお披露目されたときに、(元サカオタの)おともだちが教えてくれたことです。ここにすべてがあるような気がします。
が、まあ少し個人的な感覚を紐解いてみようかなと。

 

いっこ前のこの記事、

high-cube.hatenablog.com

で、

”人間の遺伝子が螺旋状であるように、この曲のベースラインの役割ってそれじゃないかなと。おもいました。”

こう書いたんですが、ANTHEMも同じで、ベースラインって同じラインの繰り返しなんですね。

イントロ・サビは共通して ”Ⅵ-Ⅳ-Ⅰ-Ⅴ” (和音記号。6-4-1-5の和音の並びのこと)の繰り返しなんですね。イントロはD dur(ニ長調)、サビは半音上がってEs dur(変ホ長調)という差はあってもその『動き』はかわらない。(Aメロがは別でしたごめんなさい…)

…で、結局気になっちゃって三部作聴いてみたんだけど…

WORLD QUEST』にもこの繰り返すベースある。
『SEVEN COLORS』は1-5-4-6-5-1。
『ONE』…ある。っていうかサビ、6-4-1-5だ…とおもったんだけど、これホ長調を軸にするか嬰ハ長調を軸にするかで変わるので保留。でもある。

もしかしてこれ、ボールがつながっていくとか、世界がつながるとか、そういうメタファーなのかなあ。勝手に思ってるだけだけど。あと個人的に6-4-1-5の和音進行形がめっちゃすきです。Ⅵの和音って疑問形みたいなんですよ。それも内に向けてじゃなくて、外に向けての疑問形、というか、『突き破るちから』なんですよね、イメージが。和音にももちろん役割とか方向ってあるんですね。っていうか何でもそうだよけっきょく。

ANTHEMで特に美しいのは、イントロから1メロに入る前に一瞬音が切れて、それがまるで夢から現実に、スタジアムに足を踏み入れたように『見える』ところと。
2メロになってからの、てごしさんの上から降ってくる『Wo-o-o』。発音これかな?わかんないけど、これ、頭が休符なんですね。この緊張感ったらないわああああああかっこいいいいいいい!

どこまでもてごちゃんが主役の歌割りなんだと思う。それってけっきょく彼がこの仕事の原点だからだなあ、と思います。量が「良し悪し」なのではなく、『彼の仕事の結果のひとつにこの曲がある』という制作側の ”プライド” が見える気がして、そこがたまらなくかっこいいと思うんです。勝ち取ったぞ!って。

 

あと、ダンス。
ベストアーティストで初お披露目でしたが、これ、ダンス今まででもしかしていちばん踊りやすいのではないかしら。誰でもやれる振りだもんね ”Wo o o o” のところ。あれみんなの肘の高さがそろっていて、てごしげがほぼおんなじ動きして(1)、しげあきがすんごい動きに無駄も余計な力みもなんにもないのがとんでもなくすきです。あと、なんか声がすんごいピアノの高音に似てる(2)。ピンと張った弦の音がする。打鍵して木の中で震える高音のおと(3)

1)ここでいう同じとは、『おなじ指先の到達点』などを指します。視界広めに見てもらうと指先の位置…『触れてる場所』が同じなのに気づくと思う。
2)この『高音』の場所もわたしの中ではしっかりとどこだってあるんだけど…2点ハ~2点ロの間というよりもういちオクターヴ上の3点ハ~3点ロというか。って誰もわかんないわww
3)さらに言うならこの振るわせ方の弾き方もわかるんだけどほんとそれ需要無い。

 

今年初めてのシングル『KAGUYA』のカップリングに『TOP OF THE WORLD』というのがあって、わたしこれめっちゃすきで。
この言葉がそのまま ”Top of the world here we go" とサビ前に入っているこの曲、この曲で2015年を締めることに意味がある気がしてなりません。(まあまだCWC始まってもないけど!こっからやぞ!っておもうジャン!)

点と線を結んだら雲が晴れて世界が見えたよ!

かっこいいね!かっこいいよ!NEWSめっちゃかっこいいよ!!ほかにいうこと結局なくなっちゃったわ!!

そんな感じです!(無理やり)

 

あちゃーこれ、『永遠』『SPEAKER』の投票結果も書こうとおもったんだけど、またなんか入らなくなってしまった…ちょっと記事改めます。

 

※あと…感想いただけるのはほんっっっとうに嬉しいんですが、Twitterはあくまで『お知らせ』ですので、感想ある場合はコメントでお願いいたします…

  

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