星降る夜に願うこと -もちのブログ-

NEWSごとメモ。クラシック音楽寄りな見方してしまうヨ。

らじらーのおかげ、のはなし。

教団X読みました。

きっかけはタイトルの通り、らじらーサタデー。前週に予告があって、ああこれ買っとこうかなあ、今まで本ネタは外したことないしなあ、と思ってたんですが、

ぞんあまのレビューみて二の足踏みました(苦笑)。

結構レビューがばらけてるですよね、ほめるかけなすかどっちか、って感じで。
わたし結構本を買うのも慎重で、合う合わないがはっきりしているので、

このレビューの様子に二千円を払えるのか…もしそれで嫌なきもちでらじらー当日を迎えたら…!

という下らないようで真面目なことで悩んでおり、結局買わないままに当日を迎えました。

 

結果、 

ひたすら猛省(笑)。

それこそらじらー聴きながらおともだちに「わたし嫌いな本ほんとぶん投げちゃうんだけどそれって読んでから決めることだよね!」「そうよ!読んでからぶん投げても遅くない!」というLINEのやり取りをしていました…そう、そういう覚悟で買いました。大げさだけど真面目な話ですこれ。(本って棄てるために買うものではないんですよ。いつもその覚悟で買うひとです…重いわ)

翌日曜、姪っ子の運動会のあと買いに行って、月曜の夜には読み終わりました。とにかく特に前半部分はへえボタンを心の中で押しまくりました。ブッダさんとキリストさんってそういう考えだったのヘエ~~~~~~~~~~~~!!ってやつ。

 

************

少し前の話ですが、今年の年始です。まだwktkのころ。『月一名作』企画の時に、食わず嫌いをやめよう、と、それこそ『罪と罰』を読み始める時におもったんですよ。(というのも、冒頭でシゲゴリのお二人が、「僕たちは中村さんのこれを読むためにドストエフスキーのこの作品を読まされたのかとすら思った」というようなことをすっごい高いテンションで話していたからというのがあります。)
よくあることですが、「ドストエフスキーとか敷居が高い!」とずっとおもってたんで、それを払拭したいし、今月いっぱいという期限があるなら読むだろう!という意気込みで。

果たして読破しました。さすが名作、とそれこそ月並みな言葉ですけど、楽しかったです。うん、電車でひたすら読むのってすごく有意義でした。

 

それこそらじらーで「一人で読むより数倍楽しい」といいましたが、あれって今回ゴリさんが最後の方で言っていた、「脳を共有している」とおなじなのかなあとおもうわけです。

 

「本って脳を共有することじゃん。だからすごい楽しいよね」

 

これって非常に秀逸な表現で。心にメモしたいほどの。
共感では無いんですよ、『共感』だと、なんというか…そこに絶対的に『他人』という『意識』もしくは『隔たり』が介在するんだけど、…そうですね、隔たりなのかな。少なくともまっすぐに『自分』ではないですよね。自分のものとは別の、他者の持ち物に対して、「そうそう!」と思うわけで。
でも、『共有』だと、まさに共有です。一個のものを別々の人たちが一緒に持ってるイメージ。(というので伝わるかしら…)

この差って大きいと思うんですよ。

毎度おもうんだけどゴリさんの言葉はしげあきと違うアプローチで、しかし根っこは同じところを指摘してくる。同じものを、二人という視点で多角的に見ているラジオなんだなと、思う次第です。ゴリさんって読書に馴染みがないだけで非常に頭が良い方だなと、こういうときしみじみ思う。

ゴリさん:人間って自分の気持ちわかってほしいと思っててもさ、ほんとの脳の中心の中は100%伝えられないけど共通の本読んでるとなんか脳が近い感じがする

シゲ:映画だと共有できるんだけどもっとリードされてるじゃないですか。でも本って自由だしそれこそひとそれぞれの考え方がある

すんごい雑談に交えて言ってますが、これって大事な、だいじ~~~~~~~~~なことなんだよねえ。映像と文章の違いとか。

 

************

年始あたりにしげあきから来た言葉、「結構世界は俺に優しいなと思いました」…『ピンクとグレー』の映画化が決まった時の言葉ですね。みょーじょーより前にこれ、でてたんですよねえ。

わたしこの言葉かだいすきで、そうか、それでよかったのかと当時、非常に救われた記憶があります(ブログみたら単に騒いでるだけに見えますけどあれは、救われたというのがおそらく一番近しいです)。

シゲ部とは別な深いところを…それはきっと、一人で喋ることと、誰かと話すことによって引き出されるものの違いだろうとおもうのですが、その差があるからこそらじらーは面白い。

そんならじらーさんは、いつもわたしに言うのですよ、食わず嫌いはダメだって。
いつになっても、新しく。新しく、意見を交わして知識を得て、変容する自分を楽しもうって。

あ、中村さんについてですが、室井ちゃんとおなじでさすが作家さん、しげあきを丸裸にしちゃう感じがとても作家さんらしいなあとおもいましたよ。あとシゲゴリシネマカミングスーンにあんなに反応するなんて…わたしリトマス紙はすぐわかったんだけど、あんなささいなことを悔しがるだなんて、やっぱり物書きとしての性分なんでしょうねとにやにやしてしまいました中村さんすみません。
(あ、あと、「気持ちよさ」、と言うフレーズが教団Xの中にあるんだけどそれを見事にゴリさんが使ってた気がします…覚え違いだったらスミマセン)

 

それこそわたしにとっての「同じような人がいるんだ」がしげあきだったのですが、誰にでもそんな人はいて、それが中村さんだったりゴリさんだったりほかの作家さんだったり映画だったりする。そんな当たり前のことや、『食わず嫌いをなおそうキャンペーンじゃなかったの?』という「忘れていた自分」に気づかせてくれるこの番組に、わたしは心から敬意を表したいとおもってます。や、真面目にさ、ほんと。

 

教団X

教団X