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星降る夜に願うこと -もちのブログ-

NEWSごとメモ。クラシック音楽寄りな見方してしまうヨ。

NEWS LIVE TOUR 2015 White 5/2 大阪公演 雑感 ※ネタバレ有

『欲望とはヒビの入ったグラスだ。』

とは、閃光スクランブルの中にあるフレーズですが、いまのわたしの症状は結構これに近いのではないか、と思うのです。

今まで本番では泣かなかったくせに、帰ってきた日の夜、寝るときになってフラッシュバックして泣いてしまうとか。映画観てもピアノ弾いてもすっきりしない、とか。

たぶんこの埋め合わせは、公演でしかできないのではないかと思うのです。

 

何の話?

NEWSのWhiteツアーの、大阪公演(土曜日)の話です。よ。

 

今回よりブログのタイトルを変えました。変えたというか、デフォルトに付け加えただけですが、『星降る夜に願うこと』と。

これね、今回の大阪公演での感覚を自分で追って行ったら、荻原規子先生の『RDG(レッドデータガール)』っていう作品のうち、このサブタイトルがはまるんじゃないかと思ったんです。

終演後に呟いた『深く息ができるコンサート』、これが大きいのですが、たくさんこの大阪公演ではもらったものが多すぎて。とりあえず書き出してみようと思うのです。

手探りで感想を書いていくので、気が向いた方はお付き合いいただけますとうれしいです。

※5/10追記。色が若干グレーの部分です。 

 

 

 

なんといっても、特に大阪、夜公演(5/2の2部)が、すごかった。

ツイートしてなんか結構ふぁぼってもらったりしてびっくりしたんですが、まさにこんな感じでした。

『うまく演奏することだけじゃない。楽器から直接出る音だけじゃないんだ。反響、残響、全身全霊で奏でる、演奏者全員の心。それに聴き入ろうとする人達の心。それらが一つに集まるこの「空間」すべて、それが"最高の音楽"だ』

夜公演始まるときのあいさつで、てごちゃんが「なんか今日いける気がする!!」って言ってて、確かに観客の反応もすごく良かったんですね。だから、おお、わたしもそう思うよ!って思ったんですけども。

最初に『つながった』のは、おそらくKAGUYAのときだと思います。

 

ますだくんの舞台『フレンド』では、これ、わたし、大阪土曜のマチネ公演で感じ取ったんですが、そう、

『すべてがうまくいく』感覚とでもいうのでしょうか。

それまで積み上げてきた演出、音、声、そしてオーディエンスの反応。それらが絶妙に絡まりあって、昇華する瞬間が来るんです。音楽や舞台や、生のものではたまにある現象だと思ってるんですが、これが、来た。KAGUYAで。

それまでには…

OPのMR.WHITEでは、昼公演もでしたが、四人一列に並ぶときにてごちゃんが最後に並ぶんですが、このときに手を広げてみんなを迎え入れるような、あおるような、そんな動きをしてくれるんですが、それにみんながきゃー!!!ってなる。ほんとにきゃー!ってなるんです。始まるんだ、始まるんだ、始まるんだ!!!って。胸が高鳴る、興奮する、待ちわびる、破裂する瞬間までもう少し!って。
本当にてごちゃんってなんてひとなんだろうと思った。あのシルエットは一生忘れない。あの動きは完全にメンバーが会場を『自分たちのものにした』ことの証でもあると思うし、それがあるからこそ安心してこっちは乗っかれるんですね。それをきっとてごちゃんは本能でやってのけるんだ、と思うと、恐ろしくも愛しくてならないんです。

そこから、ONEでの例の演出、あの、歌唱力を抜群に生かしたあの演出。NYAROでの掛け声。……片鱗が見えたのは『バタフライ』だと思う。そこからの小山・加藤のそれぞれの世界観を生かしたソロがあって(小山さん膝つくの毎回思うけどそれアカンやつ)(シゲアキさん相変わらずドヤアがすんごかった。ほめ言葉です)、Jr.のアクセントダンス。ここでもうもはやなんか、なんかもう世界がKAGUYA色だった。

画面に映し出された瞬間のあの爆発的な歓声と、メンバーの表情は、とても言葉では言い表せなく、ともかくもKAGUYAってこんな曲だったんだな、と思った。ぞっと鳥肌立ったんだけどもそれは嫌な鳥肌ではなく、完全に彼らの世界に『堕ちた』という感覚。『捕まえられた』に等しいかもしれないです。

全員が全員色っぽく、つややかで、(担当なので特記しておきますが、やはりシゲアキさんは髪が濡れてるのが異様に色めかしかった)それで自信に満ち溢れているように見えた。あんなにKAGUYAの振り付けっていやらしかったんですね!もちろんほめ言葉で。あんなにPVでもいやらしいのは知ってたけど、それよりももっといやらしい…色めかしい。手先、指先まで全部が欲情させるというか、向こうが『欲情させるようにしてる』というか。

…えっわたし何書いてんだ…?まあいいや置いておこう、ちょっと勢いで書かないと忘れちゃう。

あんなに『誘ってる』KAGUYAは初めて見たように思います。札幌と仙台もそうでしたか?(行った人へ訊いてみたい)

 

もう会場が、それこそ『籠絡』された状態での、チャンカパーナ
これもまた、前のテンションでやるもんだから、みんなの踊りが熱い!オーディエンスも熱い!

次のWORLD QUEST -Remix ver-。たぶんこの曲だったと思うんですが、リミックス版を使用しているだけあってダンスもちょっと色っぽくて、また腰か膝でリズムとるところに、うぎゃん!ってなってたんですけど(名古屋参照)、今回やっと安物のオペラグラスを持って行った効果が出ました。
たぶん、スタンドマイク抱きしめるような動きをしたところがある。まるで女の人を後ろからそっと抱きしめるみたいだった。すんごいえろかった…なのにかっこよかった。すごいね、なにこれすごいね…!!

さくらガールではシゲアキさんが相変わらず最後におめめぎゅって笑うやつやってくれてわたしハアー!ってなるやつでした。さくらも美しかった。美しかったです。

 

あ、忘れないうちにぽつぽつと。

フルスイング、確か夜ではますだくんが一番近かったんですが、美恋でもやってた『野球のフルスイング』やってました。
あと、シゲアキさん、釣ったり、Dブロあたりに投げちゅーしてました。
あいさつも、「やっちゃおうかな?」からの「馬鹿野郎、俺のほうが愛してるよ」で、もう、ああああんんもう、聴けてよかったよおおお( ;∀;)ってなるやつでした。
あとあと、アンコでの「はじめちゃってもいいんじゃない?」がちょーイケボ。シゲアキさんイケボ。もう…!
ますだくんがてのひらに何か書くやつ、確か夜はハートをさかさまにしたような絵で「おしり」ってかわいらしく言ってらっしゃいましたがそれに瞬間的にてごちゃんが「桃太郎!」って反応したのがやっぱりてごちゃん頭いい!!ってときめきました。まじなんなんだあの反応速度…

 

そうこうしてるうちにMC。夜ではシゲアキさんの「帰り蜂に刺されればいいのに。でっかいやつ。クマンバチくらいのやつ」っていうてごちゃんに対する吐き捨てるような言い方がやたらツボってましたわたし(笑)。なんだよもう、テゴシゲほんとお互い大好きなんだな!って思いましたよ…俺は手越になれない、俺はシゲになれない。なんていとおしいんでしょうか。

「オシャレが止まらない、ということば自体がダサい」ともいってたように思いますシゲアキ先生。これっててごちゃんに向かって言ったんだっけ?それとも小山さん?
そしてアンコあとにはけるときテゴシゲいちゃこらしてて「ビーチクを触るんじゃないよ!」と手越さんがシゲアキさんに言ってたのが非常に仲良しだなあとほっこりしました(笑)ここでもテゴシゲお互い大好きですね!

 

そこから、勿忘草。そっと花道を移動しながら、一人ずつフレーズをつないでいく。
夜は上手側にいましたので、テゴシゲが見えるほうだったんですが、シゲの入り、ちょっとタメが入る。だからか、とても柔らかく入るところ、とてもすきです。やっぱりすき。ほんと好き。この曲はほんとに秀逸だなって思うし、それを表現するのもすごいと思ってる。全員に対して。

中でも一番すごかったのは、てごちゃんでした。

曲はそのままの速さで、でもてごちゃんの歌い方はもう、あふれんばかりで、ちょっとタメすぎともいえるんですが、それでも齟齬が起きないんですよ、曲と。
三人の歌を受けて、自分の中に取り込んでそれを膨らませて表現する、これは手越祐也ではないとできないと思った。ほんとに。
まるでショパンなんです。ツイッターにも書いたけど、伴奏がインテンポ、メロディはルバートでカンタービレ。これはもう、本物の音楽でした。

そこからのテゴソロ。

大阪は、びっくりしたんですが、ネタバレほんとにしてない人いるんだな!って。こんなブログ書いててすみません…
てごちゃんがピアノにスタンバイしに行くとき、ざわついて、あ、みんな知らないんだな、って思いました。そんな皆さんにてごちゃん、弾く前に何か言ってくれたんですが、すんごいやさしかった。「聴いてね」、とか、そういう一言だったんですが、もう、やさしいし、その一言がプロだった。

「俺の歌を聴け」

っていう、マクロスじゃないけどさ、そういう、やつ。

これもツイッターで書きましたが、sotto voce…音楽用語で「小声でささやくように、そっと」と、そんなニュアンスがぴったりでした。

大きな音は誰でも出せる。けど、小さな音で情感豊かに表現することこそ難しい。

そこからサビに持っていった彼の手腕、というよりももはや感性は、ちょっとやそっとのものではないんだと、改めて突きつけられたというか。

もう、テゴソロの世界です。わたしの中の音楽が震えたんです。ちょっと間違えたけど、それでも「音楽を止めない」これが鉄則、そのままにてごちゃん歌い切って。最後に確かこれもうろ覚えですが「ありがとう」って言ってくれたと思います。「聴いてくれてありがとう」と。

ありがとうはこっちなんだよ…!!!

手越祐也は、きっと、間違いなく、歌うために生まれてきた。そうすとんと納得できた。

 

そのまま、の、空気で、メンステに立つのが、増田貴久。

これもツイッターに書きましたが、確かあの人のバックの映像、モノクロメインだったと思うのですが、

わたしには、薄い青空と、その下、岩の崖に一人立っている人

に見えました。ものすごい集中力だったと思う。インナー着ててもったいないなあとかそういう問題ではない。あの手越祐也のソロに来てこのクオリティ。これぞ増田貴久だろう、という世界観だった…ちょっとほんとやばかった、連れてかれそうで。

手越祐也が歌うために生まれてきたのなら、増田貴久は表現するために生まれてきたんだな、と、そう、改めて思ったんでした…

 

そこから、Black Jack-Inter-。二人のソロが終わった安堵感と、次への期待が入り混じる刹那の時間、とでも言うんでしょうか。切れた糸をもう一度手繰り寄せる感覚。新しい何か…狂気、を、肌で知るような感覚というか。それでいて、いままでのも失わないように、音楽を。

そして、BYAKUYA。シゲアキさんのツーブロックの髪型アレンジもでしたが、もはやなんか、攻撃性とでもいうか、それ半端ない。これもほめ言葉なんですけども、攻撃するということは自信があるということ。観客を認めさせる威力があるということ。

このへんになるともう、一曲が終わるたびに拍手が起きるのが当たり前になってた。だって拍手する価値があるんだもの。

SuperSONIC。てごちゃんの声の威力。高低、抑揚、バランス、なんて力強いんだろうと。全員が全員かっこよすぎる。レーザーの演出もうるさくなく、むしろなんてかっこいいいの、と思ってました。

 

そう、そしてやってくる、あの二曲。

わたしがこのブログをこのタイトルにしようと思ったのは、この二曲で、星が見えたからなんですね。

わたしよく、いい音、いい音楽を聴くと、天井を見上げる癖があって、それってきっと、音楽の神様とかが降りてきてるのか、もしくは音の粒を探してるんですけど、それが起きたんですよ。

なんていうのかな、冒頭でも書きましたけど…音楽と空間が融合するというか、自分がその中に溶けてしまいそうになるというか。自分の細胞が喜んでいる、と、初めて思った(クラシック以外で)。これすごいんですよ?!ほんっと。だって生きてるって感じるってことでしょう。

ちなみに、いままで、そうだな、大きな出来事でいうと、ベートーヴェンの「運命」で楽聖が降りてきたときと、ブレハッチショパンソナタで羽が広がったとき、それと…クラシックではないけどクラシック的な要素が多いとおもう、テゴマスの青春、そのときくらいだろうと思うんですけど。

何度も言うけど、SNOW EXPRESSでは、全員の歌が美しく、特にラップの掛け合いが美しく。美しい以外に言い表せる言葉をわたし、知らないんです。誰か教えてください、あれなんて言えばいいの?なんて言えば伝わるのですか?

画面に映るメンバーの表情もまるで一遍の映画のようで、ラップの上を駆けていくてごちゃんのオブリガート…フェイクといったほうが通じるでしょうか。あのバランスも絶妙だった。

続くWinter Moon。四人ならではのフォーメーションのダンスは圧巻だった。くるくる巡るフォーメーションは、まるで時を刻むようでもあり、もう目が離せない。

 

もっと深く口づけて 吐息を聴かせて

濡れた指を絡ませて 夢中で感じて

「夢の中へ連れてって ずっとそばにいて」

傾く月影 踊る winter moon

 

星降る夜だった。すべてがひとつの音楽でした。もはや永遠でした…いまも聴きながら泣きそうです。だってこれじゃないんだもん、この音色ではない。6人ではない、4人の音色で聴きたい。もうそればっかり。それと同じくらいに美しかったのが思い出されて切なくて苦しくて、いとおしい。わたしの中の音楽が喜んでいる。わたしがあの星屑のひとかけらになれたような、錯覚。

もうこの二曲、わたし、お墓まで持っていくね。

 

それからもうちょっとね、割愛しますけど、ええとアンコールです。『LOVE』って書いてる画面がこんなにもベッタベタな演出なのに泣きそうなほどうれしいだなんて、ちょっとわたしアタマおかしいんじゃないかと思った。でももう、これほど信用できるウエディングソングなんてなかなかないよ!って思う、いまなら。

最初出てきたときはみんなちょっとふざけてて、テゴシゲがちゃんと歌わなかったりで「セリフはもう決まってたんだ 受け取ってくれるかな」ちゃんと歌ってー!おばか!>< ってなったりもしますがそれも全部メンバーがいちゃこらしてるのが理由なので許す!ほんと許す!!!しかもテゴシゲすんごい楽しそう。わたし末っ子が楽しそうなのがいちばん幸せなグループな証なのではないかと思ってるので、そこもうすごいうれしかった。そしてますだくんの「おとぎ話の少女みたいに君が物語に迷ったら~」、ここ、どうしようと思うくらいにますだくんだった…(通じるとおもう)

あと5/2の、2部のシゲアキさんだと思うんですが、White Love Storyの階段登るとき、のそのそと這って登って行ったので、「おじいちゃんみたいな登りかたすんなwww」ってなりました(笑)。

それから、どうやらわたし忘れてたようですが、名古屋からシゲがご挨拶だったの?!*1って思いながらの愛言葉。

わたしに一番近かったのはてごちゃんでしたが、これがまた…また…

全員に愛を届けてくれる。

って、おおげさじゃないんです。あの子ほんとにそうなんだなって思った…手越祐也の音楽には真実しかない。あまりにもしあわせでした。
何かが見えたわけではない、ピンポイントで手を振ってもらったわけでもない。でも、愛をたくさんもらったんです。てご担さんって、いつもこうなんだねえ、って心底思った。しあわせですね。

 

もらったものが多すぎて、どうしていいかわかんないままに、GWが終わってます。

わたし、こんなに音楽的なグループって、ほかにいないんじゃないかな、って、何度も何度も思ってます。

ありがとうとしか言いようがない。

忘れたくないとしか言えない。

あの、星降る夜空の音楽は、まさにいまのNEWSでしか表現できない音楽でした。

雪の歌の掛け合いの対をなすてごちゃんのオブリガートは舞う雪の風のようだなと感じ、ただひたすらに音楽に溶け込めるしあわせを。
音楽と空間が昇華する?みたいなときや、公演。
大阪2日の2部はそうだった気がします。
てごちゃんが最初「これはやれる気がする!」って言ったのはまるで言霊のようで、お客さんの声もめっちゃ出て、そこから連綿と歌と観客の拍手と言葉をつなぐように、ひとつの公演ができたんだな…と。

一週間経っても、色あせてしまいそうになるのを繋ぎ止めたくなる、そんな公演でした。

 

ぶわーーーーーーーーーっと書いちゃって、なんかいろいろ抜けがあると思いますが。

覚書として、忘れないよう、忘れないよう。生きていきたいと思う。んです。

 

 

 

 

*1:お友達に教えてもらった。なんで忘れたの…